普段、FXをするときはチャートの形を重視して、
チャートを見ながら、どちらの方向に行くのかなぁ~
と予想して、確率が高い方にポジションを持ちます。
チャートに一定の形が出現すると、
次はこの方向に行く確率が高いな!
とわかることがあり、トレードで勝ちやすくなります。
この一定の形をチャートパターンと呼び、
チャートパターンは一つではなく、複数存在します。
トレンド転換を示すチャートパターンや
レンジ状態からその後の値動きを予想するチャートパータンがあり
その中でも、今回はヘッドアンドショルダーについての解説したいと思います。
それではどうぞ。
ヘッドアンドショルダーとは
ヘッドアンドショルダーとはトレンド転換をするときに、現れるチャートパターンです。
上昇トレンドが終わり、下降トレンドに移ろうとするときに
ヘッドアンドショルダーがチャートパターンとして現れるケースがあります。
ヘッドアンドショルダーはトレンドが終わろうとしているときに現れるチャートパターンです。
トレンドが終わるときに必ず、ヘッドアンドショルダーが出るわけではないですが
この形がチャートに現れると、非常に有効な指標となり、トレードがしやすくなります。
ヘッドアンドショルダーの形
ヘッドアンドショルダーのチャートパターンになります。
このように頭(ヘッド)と肩(ショルダー)で構成されたチャートで
見た目が人間の上半身に似ていることから、ヘッドアンドショルダーと名づけられています。
また、頭と肩の間の部分が首のように見えるため、この部分をネックラインと言います。
このネックラインはサポートライン、レジスタンスラインになるため、
ヘッドアンドショルダーとネックラインはセットで考えておきましょう。
リアルチャートでヘッドアンドショルダーを確認
リアルチャートにヘッドアンドショルダーの波動を描いてみました。
上昇トレンドが終わって、下降トレンドに移ろうとしているときに
ヘッドアンドショルダーが現れています。
また、ネックライン付近がレジスタンスとなり、
ネックラインから頭の値幅分だけ、ネックラインから下に下落しています。
ということは、ネックライン付近がレジスタンスとなりそうなタイミングで
ヘッドアンドショルダーのチャートパターンが完成したことなり、
レジスタンスになりそうなタイミングで売りでエントリーできたら、
高い確率で勝ちトレードとなります。
リアルなチャートで見ると、いびつな形でチャートに現れることが多いので
常に何かのチャートパターンにならないかなぁ~
と考えながら、チャートを見て、分析したら良いと思います。
まとめ
ヘッドアンドショルダーのチャートパターンが出ると、
トレンド変換が起こる前ぶれなので、かなりトレードで勝てるチャンスです。
ただ、ヘッドアンドショルダーが完成するまでには時間がかかるため、
ヘッドアンドショルダーになるのかな~と思って、
完成する前にエントリーすると、自分のように痛い目に合ったりします。
なので、ヘッドアンドショルダーになるのではと考えながら、
エントリーポイントまで待つことが大切です!!
それではありがとうございました。