【本記事をざっくり言うと】

  • Synology DS218jのDSM(Disk Station Manager)初期設定をご紹介
  • 管理者アカウントとQuickConnect IDも登録

家族間でのデータ共有や外出先からもデータへアクセスできる環境を簡単に作ることができます。

こんな環境を簡単に構築できるのが「Synology DS218j」。

前回の記事でSynolog DS218jの開封からハード組み立てまでをご紹介しました。

Synology DS218jでプライベートクラウドを構築!開封〜ハード組み立て

今回はハード組み立て直後に設定する「DSM(Disk Station Manager)の初期設定」をご紹介していきたいと思います。

DSM(Disk Station Manager)とは、Synology 製品用に設計されたウェブを使用するオペレーティングシステムのことになります。

DSM(Disk Station Manager)を活用すると、下記のような作業を簡単に行うことができます。

  • システム設定の変更と個人別ユーザの権限設定
  • アプリケーションやパッケージのインストールと起動
  • RAIDボリュームの設定など

SynologyのNASを使っていくうえで必須の設定になるので、設定方法を押さえておきましょう。

「Synology DS218j」の購入を検討している人や、これから設定しようとしている方は参考にしてみてください。

【Synology DS218j】に関する関連記事はこちらからどうぞ。

Synology DS218jでプライベートクラウドを構築!セキュリティ設定とRAID設定

 

【Synology DS218j】DSM(Disk Station Manager)の初期設定をしよう

DSM(Disk Station Manager)の初期設定を14枚の画像を使ってご紹介していきます。

DSM(Disk Station Manager)の初期設定

「Synology DS218j」を起動させたあと、普段使っているブラウザ(ChromeやFirefox、Safari、IEなど)から、下記のどちらかのURLにアクセスします。

  • http://find.synology.com(コンピュータとNASがネットに接続されている場合)
  • http://diskstation:5000

下記の画面が表示されれば、大丈夫です。

「接続」ボタンを押し、次に進めます。

「Synologyエンドユーザーライセンス合意書」の画面が表示されるので、「同意する」にチェックをいれ、OKボタンを押します。

下記の画面が表示されるため、「接続」ボタンを押し、次に進みます。

DSM(Disk Station Manager)のインストール画面が表示されるので、「今すぐインストール」ボタンを押し、インストールを開始です。

この時、HDDに入っているデータを削除して問題ないのかを聞いてくるので、「チェック」をいれて、「OK」ボタンを選択します。

もしデータの入ったHDDをセットしている場合は、全てのデータが削除されるので気をつけてください。

インストール中の下記の画面が表示されます。

インストールが完了すると、本体が再起動するので完了するまで待ちます。

再起動が完了したら、管理者アカウントの作成に進みます。

入力する情報は下記の3点です。

  • サーバー名
  • ユーザー名
  • パスワード

入力後、「次へ」ボタンを押します。

※ここで入力した内容は、各自メモなどに残し、忘れないようにしましょう。

処理中の画面が表示されるので、完了するまで待ちます。

次に「QuickConnectの設定」を行います。

入力する情報は下記、4つです。

  • メールアドレス
  • パスワード
  • 地域
  • QuickConnect ID

入力が済んだら「次へ」ボタンを押します。

QuickConnectの設定も忘れないようにメモに残しておきましょう。

QuickConnectとは

QuickConnect を利用すると、ポート転送など複雑なネットワーク設定を行わなくても、インターネットを介して簡単にSynology NASにアクセスできるようになります。

登録した「QuickConnect ID」を使用して、下記のURLにアクセスすれば、アクセスができるようになる。

例:http://quickconnect.to/abc1234

「abc1234」の部分がQuickConnect IDとなる。

「Synology」アカウントのサービス規約」「Synologアカウントのプライバシーに関する声明」 の2つの確認画面が表示されるので、それぞれ同意するにチェックをいれ、「次へ」ボタンを押します。

登録が完了すると、QuickConnectのブックマーク画面が表示されるので、アイコンをドラッグして、デスクトップにブックマークを作っておくと便利です。

「次へ」ボタンを押します。

下記の画面が表示されれば、設定作業は完了です。

【Synology DS218j】DSM(Disk Station Manager)初期設定をご紹介しました。

DSM(Disk Station Manager)の初期設定のなかで管理者アカウントとQuickConnect IDも作成しました。

流れに沿っていくだけでいいので、設定作業はすごく簡単に感じました。

「Synology DS218j」の購入を検討している人や、これから設定しようとしている方は参考にしてみてください。