【本記事をざっくり言うと】

  • Synology DS218jのセキュリティ設定とRAID1設定の方法をご紹介
  • タイムゾーンと言語設定の確認も行う

今回は「Synology DS218j」のセキュリティ設定とRAID1設定をご紹介します。

「Synology DS218j」を導入したら、真っ先にセキュリティ設定をやっておくことをおすすめします。

RAID構成については、今回はRAID1構成を作る手順をご紹介します。

「Synology DS218j」の購入を検討している人や、これから設定しようとしている方は参考にしてみてください。

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【Synology DS218j】セキュリティ設定とRAID1設定をしよう

セキュリティ設定

まず、「コントロールパネル」をクリックし、開きます。

次に「ネットワーク」をクリックし、選択します。

「セキュリティ」項目をクリックして、内容を表示させます。

「ファイアウォール」タブをクリックし、全般項目の「ファイアウォールを有効にする」を確認すると、初期状態ではチェックが入っていません。

「ファイアウォールを有効にする」 にチェックを入れます。

「ファイアウォール プロファイル:」項目の「規則の編集」ボタンをクリックします。。

ウィンドウが立ち上がるので、「作成」ボタンをクリックします。

「ソース IP」項目の「地域」にチェックを入れ、「選択」ボタンをクリックします。

「日本」にチェックを入れ、「OK」ボタンをクリックします。

国外からアクセスする機会がある場合

国外からアクセスする機会がある方は、その国にもチェックを入れておくといいと思います。

「操作」項目を「可能」にチェックし、「OK」ボタンをクリック。

省きたい国のみの設定をする場合

省きたい国を選択し、「操作」項目を「拒否」にしても大丈夫です。

「OK」ボタンをクリックすると、「ファイアーフォールの設定を保存しました。」というメッセージが表示されれば、問題ありません。

最後に「適用」ボタンをクリックします。

次に「タイムゾーン」と言語設定の確認を行います。

タイムゾーンと言語設定の確認

「地域のオプション」項目をクリックして、「時間」タブの「タイムゾーン」項目を「(GMT+09:00)Tokyo, Osaka, Sapporo」になっているか確認します。

設定されていなければ、 一覧から「(GMT+09:00)Tokyo, Osaka, Sapporo」を選択しておきます。

次に「言語」タブを開き、「通知言語」項目が「日本語」になっていることを確認します。

RAID1設定を行います

RAID1とは

同じデータを2本のハードディスクに書き込みすることで耐障害性を高めた構成です。ハードディスク1本に障害が発生してもシステムは停止せずにデータも失われない。

左上の「メインメニュー」をクリックし、一覧からストレージマネージャを選択します。

「ボリューム」項目を選択すると「システムボリュームはありません。」というメッセージが表示されるので、左上の作成ボタンをクリックします。

ボリューム作成ウィザードが表示されます。

「RAID1」に設定したいので「カスタマイズ」を選択し、「次へ」をクリックします。

「新しいストレージプールを作成」が選ばれている状態で「次へ」ボタンをクリックします。

「ストレージプールのタイプを選択」する画面が表示されます。

「より良いパフォーマンス」を選択し、「次へ」ボタンをクリックします。

ストレージプールのプロパティを選択する画面です。

ここでは「ストレージプールの説明」項目は任意の文字列を入力し、「RAIDタイプ」項目は「RAID1」を選びます。

次にディスクを選択する画面が表示されるので、すべてのディスクを選択し、「次へ」ボタンをクリックします。

全てのデータが削除されるため、警告メッセージが表示されます。

問題なければ、「OK」ボタンをクリックします。

ドライブチェックを実行するかどうかの選択です。今回は「いいえ」を選択し、「次へ」ボタンをクリックします。

ボリュームの容量の割り当てを聞いてきますが、初期表示から変更はありません。

そのまま「次へ」ボタンをクリックします。

最後に、設定内容の確認画面が表示されます。

間違いがなければ、「適用」ボタンをクリックします。

これで設定するための手順は終わりです。

しばらく待つとRAID1への設定が完了します。

完了後、ストレージマネージャを開いてRAID1になっていることを確認します。

まとめ

下記3点の設定方法を紹介しました。

  • セキュリティ設定
  • タイムゾーンと言語設定
  • RAID1設定

セキュリティ設定とタイムゾーン/言語設定は必須の作業となるので忘れずに行いましょう。

RAID設定について 、今回はRAID1設定を行いましたが、

どういう構成にするのか、各人の考え方もあるので考え方にあったRAID構成を行ってください。