【本記事をざっくり言うと】

  • spacedeskの使い方をご紹介
  • タブレットを利用して、windowsPCのマルチディスプレイ化する
  • タブレットはiPadやAndroidタブレット、chromebookでもOK

タブレット端末を利用して、WindowsPCをマルチディスプレイ化するアプリケーション「spacedesk」の使い方をご紹介します。

外部モニターがなく、ノートPCだけだと画面が小さく作業がやりにくい!

と感じている人は、簡単にWindowsPCをマルチディスプレイ化することができます。

spacedeskを利用すると、Windows側とタブレット側にアプリをインストールする必要があります。

それぞれの役割は下記のようになっています。

  • WindowsPCは画面情報を送信する側
  • タブレットは画面情報を受け取る側

タブレットはiPadやAndroidタブレットでもOKです。

また、chromebookでも可能です。

chromebookをモニターとして使う方法

 

spacedeskのダウンロードとインストール

spacedeskのダウンロードとインストールの方法をご紹介します。

Windows側とタブレット側、ともに設定が必要です。

Windows側のダウンロードとインストール方法

Windows側にspacedeskのアプリケーションを入れるためのダウンロードとインストール方法を説明していきます。

下記のリンクからspacedeskのインストーラーをダウンロードしてください。

spacedesk

spacedeskのサイトが開いたら、【DOWNLOAD】をクリックします。

ダウンロードボタンが設置されている場所までジャンプします。

WindowsPCのOSに対応したアプリケーションを選択し、ダウンロードしてください。

今回はOSがWindows10であるため、左上のWindows10(64-bit)をクリックし、ダウンロードしました。

ダウンロードしたインストーラーを実行すると、セットアップ画面が表示されるので順に設定していきます。

【Next】をクリックします。

【I accept the terms in the License Agreement】にチェックを入れ、【Next】をクリック。

保存先フォルダに変更がなければ、【Next】をクリック。

次は、Windowsのファイアウォールをくぐり抜ける設定を許可するかどうかの設定になります。

なにも変更せず、【Next】をクリック。

【Install】をクリック。

インストール中画面が表示されます。

ウィルスセキュリティソフトがインストールされているPCでは

下図のようにウィルスセキュリティソフトのファイアウォールをくぐり抜ける変更をした旨のメッセージが表示されます。

【OK】をクリックします。

下記の画面が表示されると、インストールの完了になります。

【Finish】をクリックで終了です。

タブレット側のインストール

次はタブレットへのspacedeskアプリのインストールです。

Androidの方はこちらからインストールをしてください。

Android spacedesk(GooglePlay)

iOSの方はこちらからインストールをしてください。

iOS spacedesk(AppStore)

今回はタブレット端末がiPadなので、App Storeからインストールしました。

spacedeskの使い方

spacedeskの使い方をご紹介します。

spacedeskアプリの起動は下記の順番で起動してください。

  1. Windows側のアプリを起動
  2. タブレット側のアプリを起動

Windows側のアプリ起動

インストールされたspacedeskを起動します。

赤枠部分にWindows側のIPアドレスが表示されています。

Windows側はこれで終了です。

上図の画面が表示されれば、あとは閉じてもOKです。

タブレット側のアプリ起動

iPadでspacedeskのアプリを起動します。

アプリを立ち上げると、近くにあるWindowsPC(spacedesk Server)を検知されます。

下図、赤枠の【Connectin:~~】部分をタップすると、マルチディスプレイが開始されます。

画面の拡張や解像度の設定

初めてspacedeskを使用すると、Windows側の画面がタブレット側に複製されていると思います。

複製ではなく、拡張画面の設定を行います。

画面の拡張

WindowsPCのデスクトップでアイコンがない空いてるスペースで右クリックします。

メニュー一覧から【ディスプレイ設定】を選びます。

【ディスプレイ設定】画面の【マルチディスプレイ】項目を「表示画面を拡張する」を選択します。

画面拡張の設定が完了したら、マルチディスプレイ時の配置設定を行います。

これは好みがあると思うので、好きな設定をしてみてください。

【識別】ボタンをクリックすると、

1と2、どちらがWindows画面なのか、タブレット画面なのかが判別できます。

解像度の設定

タブレット画面の解像度が荒く、見にくいと感じたら、

タブレット側のspacedeskアプリの解像度を変更することで解消できます。

spacedeskアプリの下記、赤枠の歯車マークをタップします。

【Display】項目があるので、解像度を変更できます。

使用する環境に合わせて、変更してみてください。

今回は【1024×768】でちょうどいい感じになりました。

spacedeskの終了方法

マルチディスプレイはタブレット側のアプリを終了させると、マルチディスプレイは解除されます。

ですが、Windows側のspacedeskアプリは起動したままです。

Windows側のspacedeskアプリの終了方法をこちらです。

spacedeskを終了させるには、下図の赤枠の【・・・】ボタンををクリックします。

メニュー一覧が開くので、【ON】【OFF】の2つの項目があります。

【ON】にチェックが入っているので、終了させる場合は【OFF】を選択します。

タブレット以外にもChromebookでもマルチディスプレイ化できる

今回はiPadを利用して、WindowsPCのマルチディスプレイ化を行いました。

タブレット以外でもchromebookも所有しているので、

GooglePlayからspacedeskアプリをchromebookにインストールし、試してみました。

chromebookでもspacedeskアプリを利用可能で、マルチディスプレイ化することができました。

こちらの記事にまとめています。

chromebookをモニターとして使う方法

タブレットやchromebookを利用して、WindowsPCのマルチディスプレイ化、参考にしてみてくださいね。