いくつか投資信託を定期購入しているのにもかかわらず、

投資信託について詳しくわかっていません。

勉強のため、投資信託についてまとめてみました。

 

投資信託とは

投資信託(ファンドとも呼ばれます)とは

投資家から集めたお金をまとめて、運用の専門家が投資・運用し、その利益を投資家に分配する

という金融商品のことです。

 

一般の人が全員、投資方法に詳しいわけでも、多くの資金を持っているわけでもないので、

そういう人たちでも投資が行えるように薄く広く資金を集め、

プロに投資・運用をしてもらうってことです。

 

プロに任せているとはいえ、投資なので、元本が保証されません。損をするってこともあります。

よく金融商品のパンフレットなどに「元本は保証されません。」と書かれていますが、このことです。

 

元本が保証されている銀行預金とは違うところですね。

恥ずかしながら、自分はこれぐらいのイメージしか持っていませんでした….

投資信託の仕組み

自分はお金を運用する会社がお金を集め、管理・運用しているのかと思っていましたが、

違っていました。

いろんな役割の会社が関わり、成り立っていました。

  1. 販売会社(証券会社や銀行など)
    投資信託の販売や分配金の支払い業務を行い、投資家の口座管理を行う。
  2. 投資信託運用会社
    投資信託を作り、投資家から集めた資金を運用する。
    専門家集団がその時の情勢やノウハウを活かし、国内外の株、各国の債券などに
    どういった割合で投資するかの商品を作ります。
  3. 信託銀行
    投資家から集めた資金を保管、管理を行う。
    投資信託運用会社から運用の指図にしたがって、株式や債券の売買、管理を行う。

 

運用を行う会社と資金を管理する会社が違うのですね、知りませんでした。

図にしたら、こんな感じです。投資信託の仕組み

 

基本的な用語

投資信託を購入するにあたり、基本的な用語が「基準価額」、「分配金」です。

これ以外にもたくさんあると思うのですが、今回はこの2つです。

 

基準価額とは投資信託の値段のことです。

投資信託の取引単位は「口(くち)」といい、1口の値段を基準価額と言います。

株式で言うと、「株」のことですね。

 

純資産総額を総口数で割ると、一口あたりの価額、つまり、「基準価額」が出ます。

基準価額は1日に1回だけ、価額が公表されます。

株式ではその時々の株価がありますが、投資信託の場合は、1日1回だけです。

 

分配金とは運用で得た収益を、保有口数に応じて分配するものです。

株式で言うと、配当金や株主優待のようなものです。

運用で得た収益を分配するということは純資産総額が減るということになるので、

基準価額は下がります。

そのため、この分配金の支払いタイミングは投資信託によって、様々あります。

毎月支払われるものや年に一度支払われるものなど。

 

今日書いた以外にも、投資信託に関わるコストのことや

自分が購入している投資信託についても今後、書いていきます。

それではありがとうございました!